乳腺・甲状腺外科
医長 橋都透子
1.ビジョン
- 診療の効率化(癌集学治療センターへの化学療法委託率30%を目標値とする)
- 「ヘルニアの記載のない腸閉塞、手術なし、処置なし」症例の平均在院日数の短縮
前年度より1.4日短縮となった。
2.サービス内容
がんの外科的治療を中心に、乳腺甲状腺外科の専門医によるチーム医療を行っている。当科の方針として、入院前に手術術式別の病状説明用紙と詳細な入院治療計画書を患者に提示し、十分な説明と同意(インフォームド・コンセント)の上で治療方法の選択をしていただくこととしている。患者の利便性を考慮した手術当日入院・日帰り手術など、患者の希望に応じたオーダーメイド医療を実施している。クリニカルパスの活用により入院から退院までの経過や入院費用が入院前に提示可能となっている。
対象疾患 | (年齢) |
乳腺甲状腺疾患 | (思春期から高齢者) |
3.構成・提供体制
医師数2名 内訳 医長:1名 顧問:1名
<院外資格>
日本外科学会指導医:1、日本外科学会専門医:2、日本乳癌学会指導医:2、日本乳癌学会専門医:2、マンモグラフィ読影認定医:2、オンコプラスチックサージェリー責任医師:2
<構成>
入院患者管理体制:チーム制
夜間・休日管理体制:①担当医②主治医③外科センター日当直
休日回診:①担当医②不在時は外科センター医師に依頼
緊急患者対応:外科センター日当直
緊急手術体制:①担当医②外科センター医師に支援を依頼
外来診察日:月火水木金
4.設備・機器
主要設備:外科センターと共同
4A病棟:44床
3C病棟:4床
主要機器:超音波診断装置2台、デジタルマンモグラフィ診断システム2台
5.実績
2015年度実績
手術件総数:132
乳癌:88
甲状腺疾患:27
その他:17