5A病棟（回復期リハビリテーション病棟）

病棟長　小林美由紀

1．ビジョン

＜部門＞

生活障害のある患者の退院に向けて、安全に退院先に引き継ぐチーム医療を提供する。

＜部署＞

生活障害のある患者の退院に向けて、安全に退院先に引き継ぐ看護を提供できる病棟にする。

2．サービス内容

主な入院疾患

回復期リハビリテーション病棟運用規定内に記載のある、保険診療上定められている疾患

脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、脳神経ごう損傷等の発症後もしくは手術後、又は義肢装着訓練を要する状態

高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷

大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折、又は2肢以上の多発骨折の発症後、又は手術後の者、外科手術又は肺炎等の治療時の安静により、廃用症候群を有している者

大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後

• 5A病棟では、患者が望む先へ退院するために、週1回整形外科カンファレンス、脳神経外科カンファレンス、神経内科カンファレンスを実施している。カンファレンスにて患者の身体機能を関係スタッフで確認し、アウトカムの達成目標を明確にしている。また、他職種と連携し残存機能を活かせるような日常生活援助を行なっている。
• 退院に向けて地域連携が大切となるため、看護師自ら退院マネジメントを行ない、安心・安全な環境のもと生活していくためのアセスメントを行い、看護提供をしている。

3．構成・提供体制

看護師19名（病棟長1名、病棟看護責任者1名）、介護福祉士9名、クラーク1名、リハセラピスト26名（理学療法士10名、作業療法士10名、言語聴覚士6名）

• ３６５日　一般病棟からの入棟受け入れ
• 看護師1チーム制
• 13：1看護体制
• 看護師　2交代勤務体制（夜勤看護師2名、介護士2名の計4名体制）
  日勤：8時30分～20時00分　　夜勤：19時45分～8時45分

＜資格＞

ISLS1名、BLS22名、日本口腔ケア学会認定資格4級1名、臨床指導者養成講習終2名、臨地実習指導者研修セミナー修了1名、看護技術インストラクター2名、看護技術トレーナー4名、鎮静看視資格19名

4．設備・機器

許可病床数50床、カンファレンス室1室、診察室1室、リハビリ訓練室1室、DU室1室、看護用具庫１室、リネン庫１室、機材庫１室、心電図1台、心電図子機1台、AED1台、DC1台

5．実績