排尿ケアチーム
リーダー 櫻田浩
1.目的
患者の人としての尊厳を守り、ADLの維持・増進をもたらし、早期退院・廃用性症候群の予防につなげると共に、尿道留置カテーテルを1日でも早く抜去し、尿路感染を防止するとともに排尿自立の方向に導く。
2.構成
リーダー | 櫻田浩(脳卒中脳神経センターSCU、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師) |
サブリーダー |
矢ヶ崎宏紀(泌尿器科医師) 竹内忍(看護師) |
マネージャー | 岡村毅(理学療法士) |
サブマネージャー | 中山一平(作業療法士) |
メンバー |
杉本貴与(泌尿器科医師)、若林あずさ(看護師)、小林久美子(薬剤師)、唐澤保江(介護福祉士)、 望月沙代(介護福祉士) |
3.活動内容・実績
SCU、5B病棟、4A病棟に入院している患者で尿道カテーテル抜去後に、尿失禁・尿閉などの下部尿路機能障害の症状を有する患者に対し介入した。述べ17名(平均年齢75.8歳)、60歳代2名、70歳代10名、80歳代2名、90歳代3名。担当医、病棟看護師より介入依頼があった患者に対して、毎週月曜日に排尿ケアチームのメンバーが集まり、カンファレンス、ラウンドを行った。病棟看護師と共同して、排尿自立に向けた包括的排尿ケアの計画を策定し実施した。現在、3部署のみの介入となっているため、次年度以降は対象病棟を全病棟とし活動を行っていく予定である。