3S病棟

病棟長　酒井弘子

1．ビジョン

　急性期治療が終了するまで、確実に医療の補助を行うと共に、二次的合併症・生活機能低下を予防しながら、安心安全な入院生活を送るために、入院時から看護師が主体的に個々の患者の生活状況を把握し、他職種と情報共有し生活支援を行う。

2．サービス内容

　3S病棟は、消化器病センターであり消化器疾患の入院病棟である。傷病発症診断後に緊急で治療を必要とする患者、悪性疾患、難治性疾患にて入退院を繰り返す急性期治療が必要な緊急入院患者に加え、高齢者特有の誤嚥性肺炎や尿路感染症なども多く入院する病棟である。
　病棟看護師は、消化器疾患の検査・処置前後の看護や内視鏡検査・処置前後の看護、胃瘻造設術の看護を理解して、科学的根拠に基づいた看護実践を行っている。
　医療的処置や生活障害があっても退院出来るように、患者の健康上、生活の問題点を入院初期より、医師・看護師・関連職種で共有し、医療チームで連携し、退院支援を行っている。

3．構成・提供体制

構成

病棟長　1名（兼任）、病棟看護責任者　1名、看護師(正職員) 22名
看護師(パート)　5名、クラーク　1名

提供体制

7：1看護体制、固定チームナーシング、看護師　2交代勤務体制（夜勤者3名）
日勤：8:30～17:15　ロング勤務：8：30～19：00　夜勤：17:00～8：45

＜資格＞

院外資格保有者数：

ICLS：1名、皮膚・排泄ケア認定看護師：1名、認知症看護認定看護師：1名
介護支援専門員：1名、臨床指導者養成講習修了者：1名

4．設備・機器

許可病床数49床、カンファレンスルーム1室、DU室1室、器材庫1室
看護用具庫1室、リネン室1室、超音波診断装置1台、生体監視モニター1台
除細動器1台、AED1台、救急カート1台、センサーマット6台

5．実績

6．学術・研修

藤牧久美子. 市民講座　「認知症の予防について」麻績村身体障害者福祉協会　2016.4.28

藤牧久美子. 市民講座「認知症について」筑北村社会福祉協議会　2016.7.26

藤牧久美子. 市民講座　「備えて安心　認知症」2017.1.24

若林あずさ.回腸ストーマの管理を極める』　消化器最新看護　2016.8･9月号　日総研

若林あずさ.JOA医療講習会・相談会　「ストーマとの付き合い方」2016.10.30　長野県松本市

若林あずさ.ダンサックセミナー　高齢化社会を考えたこれからのストーマケア，2016.8.20　長野県松本市