4A病棟

病棟長　伊藤紀子、病棟看護責任者　竹内忍

1．ビジョン

• 外科（呼吸器系・消化器系）患者が入院前の生活の場にできる限り早く戻れるように、患者の個別性に配慮し、効率的かつ効果的な室の高いチーム医療を提供する。多職種の関わるチーム医療の中で、看護師は主に生活支援についての判断を行い、チーム内の調整を行う。
• 患者の個別性（身体面、生活面、精神面、社会面）、予定・緊急入院などの患者の準備・受け入れ状態の違いに応じたケア内容を集積、特徴により類型化した上で標準的なケアプランを作成し、効率的かつ効果的な質の高い看護を提供する。
• 退院後も日常生活への制限や配慮が必要な患者が安心して再び生活の場へ早期に社会復帰できるように支援するために、看護師としての判断を行ない、退院及び退院後の目標設定を行なう。退院後の療養生活を患者・家族が具体的にイメージできるように説明を行ない、不安無く退院できるように必要な支援を行なう。

2．サービス内容

• 外科疾患、周術期看護（基本・ストーマケア）、がん患者支援の看護を中心に、根拠に基づいた安全・安楽な看護を提供する。
• 外科疾患を理解した上で、患者、家族からの情報収集、症状・合併症への対応を行う。
• ストーマ造設手術前後のケアを行い、皮膚・排泄ケア認定看護師と協働し、患者、家族へ退院調整、退院指導を行う。
• 経腸栄養管理が必要な疾患を理解した上で、パンフレットに沿って退院指導を行う。
• 胸腔ドレーン挿入が必要となる疾患を理解した上で、胸腔ドレーン挿入中の観察を行う。
• がん患者の特性を理解した上で、患者、家族からの情報収集を行う。

3．構成・提供体制

7：1看護体制　病床数44床

看護提供体制：固定チームナーシング　3チーム制

看護師2交代勤務体制（夜勤者：3名）

　日勤：8:30～17:15、ロング日勤：8:30～19:30、夜勤：17:00～翌日8:45

病棟長　1名（兼務）、病棟看護責任者　1名、看護師　24名、准看護師　2名

＜資格＞

看護学生等実習指導者　1名、AHA-ACLS　1名

4．設備・機器

病床数　44床（ベッド44台）、診察室　1室（処置用ベッド1台）、カンファレンス室　1室、デイルーム　1室（４B病棟・日帰り手術センターと共有）、DU室　1室、器材庫　1室、看護用具庫　1室、リネン室　1室

超音波診断装置　1台、心電計（セントラルモニター）1台、心電図モニター　11台（ベッドサイドモニター　5台、送信機6台）、除細動器　1台、AED　1台、センサーマット　1台（無線式センサーマット1台を含む）、FAXコピー機　1台

5．実績

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6．学術・研修

＜学会発表＞

片山有美，内川理恵，伊沢剛，佐々木永博，竹内忍．看護による在院日数の短縮　人工肛門造設患者の看護を通して．第17回日本クリニカルパス学会学術集会．2016年11月25日、26日，石川県金沢市．

臼井理紗．個別性を重視した家族指導を経験して．第22回長野県ストーマリハビリテーション研究会．2016年10月15日，長野県駒ヶ根市．