運動器疾患リハセンター(運動器疾患リハ部門)

科長 小林勇矢

 

1.ビジョン

 運動器疾患における外傷や変性疾患患者への質の高いリハビリテーションと、チーム医療の実践により入院患者の日常生活活動の自立を早期に実現する。
 入院治療におけるリハビリテーションは、後遺障害を最小限に留めるよう身体機能の改善をはかる。さらに地域住民が安心した生活を送れるようにQOLを重視した在宅生活を支援する。
 健康活動によって生じる外傷・障害に対し、質の高い保存的治療、外科的治療を効率的・継続的に提供する。

 

2.サービス内容

【入院リハビリテーション業務】

 

【作業療法 外来リハビリテーション業務】

 

3.構成・提供体制

区 分

現在の配置人員数

科長

1

主任

1

合 計

2

 

区 分

現在の配置人員数

理学療法士(常勤・フル)

11

作業療法士(常勤・フル)

9

作業療法士(時短)

1

合 計

21

 

<資格>

理学療法士 11名、作業療法士 10名、呼吸認定療法士 3名
がんのリハビリテーション研修受講済 3名

 

4.設備・機器

主要設備:リハビリテーションセンター、4Bリハビリ室

主要機器:治療用ベッド、超音波治療器、低周波治療器、スプリント機器、エルゴメーター

 

5.実績

 

6.学術・研修

<学会発表>

櫻井利康.橈骨遠位端骨折における術後成績と術前抑うつとの関連.

第28回日本ハンドセラピィ学会学術集会,2016年4月23日,広島県広島市

櫻井利康.手の腫脹測定法としてのリングゲージ法・掌囲法の信頼性と妥当性.

第50回日本作業療法学会,2016年9月9日,北海道札幌市.

奥原健史.大腿骨近位部骨折患者の退院時の排泄動作自立に必要な受傷前FIM運動項目と入院時MMSE.第50回日本作業療法学会,2016年9月10日,北海道札幌市.

中村洋一.脊椎圧迫骨折患者における入院後1週の起居動作と治療成績について.第50回日本作業療法学会,2016年9月10日,北海道札幌市.

三村祐太.脊柱圧迫骨折後のリハビリテーション実施の効果.第50回日本作業療法学会,2016年9月10日,北海道札幌市.

新江大輔.大腿骨近位部骨折患者に対して保存的治療が適応となる要因について.第18回日本骨粗鬆症学会,2016年10月7日,宮城県仙台市.

谷内耕平.RRTに理学療法士は有用だ.第44回日本集中治療医学会学術集会.2016年3月10日,北海道札幌市.

櫻井利康:手の浮腫測定法のリングゲージ法と掌囲法の反応性の検討.

第33回長野県作業療法学術大会,2017年3月4日,長野県長野市

 

<執筆>

櫻井利康:橈骨遠位端骨折の術後成績にロコモティブシンドロームが関連する.長野県作業療法士会学術誌.社団法人長野県作業療法士会,34:98-104,2016

三村祐太:急性期における脊椎椎体骨折後の排泄動作自立に影響する因子の検討.長野県作業療法士会学術誌.社団法人長野県作業療法士会,34:105-109,2016

櫻井利康:術前の抑うつ傾向は橈骨遠位端骨折の術後成績に影響する─単施設前向きコホート研究─.日本ハンドセラピィ学会誌 別冊.9:136-139,2016

櫻井利康:手の浮腫測定法のリングゲージ法と掌囲法の信頼性と妥当性の検討.

作業療法 35(5):507-514,2016.

小林勇矢:運動器疾患における急性期の作業療法.作業療法ジャーナル.三輪書店,50:1267-1273,2016

小林勇矢:大腿骨頚部/転子部骨折の作業療法.作業療法マニュアル38.日本作業療法士協会.38,2017