相澤シミュレーションセンター
センター長 三澤 賢治
1. ビジョン
- シミュレーション環境と研修・指導体制の改善を行い、確実かつ安全な手技を修得することで医療の質・専門性を高める。
- 急性期医療に耐えうる医療従事者育成プログラムを作成し、医療の質・専門性を高める。
- 地域医療従事者への教育研修の一環として、シミュレーション教育の普及に努め、中核病院としての病診連携・病病連携の推進を図る。
2. サービス内容
- 各プログラム実施のサポートを行う。
- シミュレーションセンター内の、医療機器と消耗品の安全管理を行う。
- 運営会議を通して、プログラムの見直し・新規プログラムの作成を行う。
- 地域医療への貢献
3. 構成
センター長(医師)1名、専任担当者(事務員)1名
4. 主要設備・機器
<主要設備>
トレーニングルーム4部屋(メインルーム、ルームA、ルームB、ルームE)、事務室
<主要機器>
Sim Man、気管挿管訓練モデル「喜々一発」、気道管理トレーナー、気管挿管人形、エアウェイスコープ、ハートシム、レサシアン、セーブマン アドバンス、AEDトレーナー、除細動器、さくらⅡ、ナーシング アン、Physiko、吸引シミュレータ「Qちゃん」、CVC穿刺挿入シミュレータ、導尿トレーナー、経鼻胃管チューブ挿入マネキン、点滴・採血トレーナー、CPS実習ユニット、褥瘡ケアシミュレータ、ストーマケア練習用モデルⅡ、胸部外傷トレーナー、縫合トレーニングキット、超精密血管内手術シミュレータ「EVE」、内視鏡外科用手術トレーニングボックス「Endowork-proⅡ」、手術用双眼顕微鏡、超音波画像診断装置、グリッターバグ、N95マスクのフィットテスト用フード
5. 実績
- 相澤シミュレーションセンターの利用実績
年度 |
利用回数 |
利用人数 |
2016 |
632 |
4113 |
2015 |
807 |
4461 |
2014 |
619 |
4039 |
(主な院外活動)
- 地域医療従事者対象の相澤シミュレーショントレーニング開催
第1回 2016年7月30日(土)ヤマサ大ホール
「ストーマケアの基本」
第2回 2016年10月22日(土) ヤマサ大ホール
「緊急時の対応(一次救命処置BLS)」
第3回 2017年2月4日(土) ヤマサ大ホール
「患者・介護者に優しい移乗・体位交換方法」
- 松本大学予備校医学コース受講生の体験学習の受け入れ
2016年8月31日
- BLSの出前講座(学校や企業など)
(主な院内活動)
- 新人看護師・救命救急士の血管確保トレーニング
5月~6月にかけて5回実施
- 初期研修医の超音波検査講習会
腹部超音波検査;6月に3回実施
心臓超音波検査;8月に2回実施
- チーム医療実践コンテスト
2017年1月14日(土)
研修医と看護師がペアを組み、胸腔ドレーン挿入から後片付けまでの一連の流れを行い、その後審査員による評価・振り返りを行った。
- 新人看護師、新人救急救命士、初期研修医、中途入職看護師の看護技術研修
- 全入職者の感染対策研修
- コメディカルのBLS研修
6. 学術・研修
<学会発表>
岡本梓,三澤賢治,赤羽一真,近藤鈴子,小林茂昭.
コンテスト形式によるシミュレーショントレーニングの試み.
第4回日本シミュレーション医療教育学会学術大会,2016年9月24日,浜松市.