卒後臨床研修センター
センター長 山本智清
1．ビジョン
- 豊富な救急症例の「量は」重視しつつも、深めるべき経験は深めることができる研修体制の構築
- 当院での初期研修修了生から、常にある程度の専門医研修志望者がでてくる環境
- 信大をはじめとし、全国から優秀な研修医が集まってくるような研修病院への成長
2．構成
当部署は慈泉会医学研究研修センターに属する業務の多くが、相澤病院内卒後臨床部門と連動して行われており、内容は重複する部分がある。
3．サービス内容
- 卒後臨床研修プログラムの立案と運営
- 研修医が臨床研修を着実に行うための環境整備（研修医の進捗状況の把握、指導医に対するサポート）
- 臨床研修に関わるセミナー・カンファレンスの企画と運営
- 初期研修医のリクルート活動
これらを担保するために、隔週で研修医の参加も得て卒後臨床研修センター会議を行っている
4．構成・提供体制（平成27年度）
医師5名（うち、センター長1名 副センター長2名）
初期研修医（平成27年度入職11名 平成28年度入職6名）
5．設備・機器
センター長室 1室 PC 1台
6．実績
平成28年度入職研修医6名（うち1名は信大からのたすき掛け研修医）
平成26年度入職研修医9名全員を修了
7．学術・研修
＜学会発表＞
2016.6.4 藤澤建志
第240回日本循環器学会関東甲信越地方会 東京
バスケットボールに起因したPaget-Schroetter症候群の1症例
2016.6.11 横山俊一郎
第138回日本内科学会信越地方会 新潟
治療効果を多面的に経時評価したサルコイドーシスの1例
2016.6.11 千田彬夫
第138回日本内科学会信越地方会 新潟
有瘻性膿胸を併発した慢性進行性肺アスペルギルス症の1例
2016.9.10 関裕誉
第6回信州医学英語フォーラム 松本
‘’ A case of elderly-onset myasthenia gravis showing progression from ocular MG to generalized MG after six years ’’
2016.9.17 阿部拓朗
第241回日本循環器学会関東甲信越地方会 東京
乳酸アシドーシスを合併し重症の高度房室ブロックを呈した右冠動脈閉塞による急性心筋梗塞の一例
2016.10.22 前澤俊憲
日本内科学会信越支部主催 第139回信越地方会 松本
帰国3ヶ月後に発症した卵形マラリアの1例
2016.10.22 小林雅明
日本内科学会信越支部主催 第139回信越地方会 松本
臨床的に慢性過敏性肺臓炎と考えられた1例
2016.10.22 関裕誉
日本内科学会信越支部主催 第139回信越地方会 松本
眼筋型で発症し6年後に全身型に移行した高齢発症筋無力症の1例
2016.11.18 舩戸光平
第44回日本救急医学会総会・学術集会 東京
救急外来で新規に発見される下垂体病変の頻度
2016/7 新中さやか
相澤病院医学雑誌14巻 重篤な意識障害とけいれんを呈したが、ほぼ後遺症なく自宅退院となったテングタケ中毒の1例
2016/7 神谷圭祐
相澤病院医学雑誌14巻 著明な白血球増加を示し急激な経過をたどったG-CSF産生退形成性膵癌の1剖検例
2016/7 日比翔彦
相澤病院医学雑誌14巻 漿膜炎を先行し、組織学的には壊死性糸球体腎炎に加え尿細管間質性腎炎を認めた顕微鏡的多発血管炎の一例
2016/7 村山大輔
相澤病院医学雑誌14巻 診断に難渋した子宮広間膜裂孔ヘルニアによる絞扼性イレウスの1例
未定 長峰広平
脳卒中 Reversible cerebral vasoconstriction syndromeを呈したシェーグレン症候群の一例
2016/7 今井悠
相澤病院医学雑誌14巻 過去10年間に当院救急外来を受診した虚血性持続勃起症の2例の検討