3A病棟
看護科長 伊藤博史
1.ビジョン
- 3A病棟としての役割を十分認識して、「救急患者管理規程」に基づき、救命救急センター(ER)から緊急入院する患者を規定時間内に収容し、速やかに救急医療を提供すると共に、病床の効率的運用を行い、空床を確保し、3A病棟の機能を発揮する。
- 様々な疾患や患者病態に対応する病棟として、さらなる知識や技術の向上に努め、緊急入院による急激な環境変化に伴う危険因子を明らかにし、安全を阻害する要因に対して、積極的に介入し、安全な療養環境を提供する。
- 入院時から退院を見据えた看護ができるよう入院前の生活環境の把握を行い、患者が安心して退院できるよう当該専門病棟看護師へ確実に引き継いでいく。
2.サービス内容
- ERから緊急入院する患者対応について
- 「救命救急センターからの入院に関する規程」に基づき、入院が確定した患者の入院依頼時には、速やかに入院を受け入れる。
- 他病棟及び他病院への転棟・転院患者対応について早期に転棟・転院を実施して、ERからの入院受け入れのための空床を確保する。
- 前日に入院した患者及び夜間帯で入院した患者は、当日または翌日の日勤帯に調整を行い、速やかに専門病棟に転棟する。他病院への転院となる場合についても、同様に調整を行い、「他医療機関および他施設への転院規程」に則し、転院を行う。
- 転棟時は、引き続き専門病棟で治療を継続できるように、入院後に得た情報を的確に専門病棟に伝達する。
- 早期からの多職種協働による退院支援
- 患者の健康上、生活上の問題点を入院初期より、多職種で共有し、協働・連携して退院支援を行う。
3.構成・提供体制
- 病棟科長 1名
- 看護師(常勤・フル) 15名(応援Ns6名含)
- 看護師(常勤・時短) 0名
- 看護師(パート) 3名
- 准看護師(常勤・フル) 2名
- 合 計 22名
<資格>
【院外資格】
- 呼吸療法認定士 2名
【院内資格】
- ACLS 2名
- BLS 22名
- 看護技術インストラクター 2名
- 看護技術トレーナー 3名
4.設備・機器
【主要設備】
- 許可病床数 22床
一般 18床 重症加算病床 4床
(観察室2床・陰圧個室2床・個室2床)
- カンファレンス室
- 面談室
- DU室
- 器材庫
- リネン庫
- 看護用具庫
【主要機器】
- AED搭載式除細動器
- セントラルモニター1台
- ベッドサイドモニター8台
- 無線式心電図モニター13台
- センサーマット5台
5.実績
- 入院患者数:2156名
- 平均在院日数:3.7日
- 病床稼働率:74%
- 重症度医療看護必要度:55.1%
(平成29年4月から平成30年7月)