救急・救護・災害医療対策室
室長 金子秀夫
1.ビジョン
- 災害時、特に医療に関わる部分において院内スタッフが災害医療について理解を深め、適切な対応ができるようになるための訓練・教育を継続して行う。
- 各種団体等が主催・運営するスポーツ大会等の催事を引き受け地域社会へ貢献するとともに、消防機関とは搬送された傷病者の症例検討会を通してさらに顔の見える関係を深めていく。
- 救急救命士に対し院内手順の教育・シミュレーション教育を実施し、知識・技術のスキルアップを図り、プレホスピタル活動が、安全に自信を持って行えるようにする。
2. サービス内容
- 救急隊との症例検討会開催を含めた消防機関との調整
- JPTEC外傷コース、FCCSコースの開催及びスタッフ教育
- 救護活動の調整
- 院内集団災害訓練の企画・運営
- 災害計画の見直し
- 院外災害訓練の調整
- 長野県との連絡・調整
- 松本市医師会との調整
- 自衛隊との調整
- 厚生労働省日本DMAT事務局との調整
- DMAT資器材の管理
3. 構成・提供体制
- 救護災害医療対策室室長 1名
- 医師 1名
(資格)
院外資格保有者数
医師免許1名、看護師免許1名、救急救命士免許1名、AHA-BLSインストラクター1名、JPTECインストラクター1名、ICLSインストラクター1名、ITLSインストラクター1名、MCLSインストラクター1名、ISLSファシリテーター1名、BLSOインストラクター1名、日本災害医学会セミナーインストラクター1名、日本DMAT隊員2名、長野県DMAT隊員2名、呼吸療法認定士1名、FCCSインストラクター1名
院内資格保有者数
主治医資格1名、画像一時読影資格1名、麻薬処方資格1名、鎮静資格1名、CVC認定医資格1名、特殊治療薬処方資格1名、看護技術リードインストラクター資格1名
4. 主要設備・機器
- ドクターカー
- モービルER
- DMAT資器材一式
- NBC対応資器材一式
- テント2張
5.実績
(救護活動)
- 第27回長野県市町村対抗駅伝大会、第13回長野県市町村対抗小学生駅伝競走大会
- 第2回デリシア・S&B杯ちびっ子健康マラソン大会救護
- イオンモール植樹祭の救護
- 平成29年度東日本医科学生総合体育大会救護
- 全日本マウンテンサイクリング大会in乗鞍2017救護
- 第1回松本マラソン大会救護
- 第28回信濃の国 楽市楽座救護
- 長野県フォークダンス大会救護
- 長野県中学生吹奏楽大会救護
(災害訓練・災害活動)
- 麻績村医療救護所開設訓練
- 平成29年度長野県総合防災訓練(飯田市)
- 平成29年度中部ブロックDMAT実動訓練(岐阜県)
- 松本空港消火救護総合訓練
(研修会)
- 救急隊との症例検討会
日時:2018年3月13日
場所:相澤病院 ヤマサホール
- ウイルダネス・アソシエイツ・ジャパン(WMAJ)ファーストエイドコース開催
日時:平成29年9月23日(土)~24日(日)9時~17時
場所:長野県山岳総合センター
- 第2回長野県救急救命士研究会
日時:平成29年10月21日(土)
場所:ヤマサホール
- NBC災害・テロ対策研修
日時:平成29年11月16日(木)~11月18日(土)
場所:大阪府立急性期・総合医療センター
- 長野県DMAT隊員養成研修
日時:平成29年11月18日(土)~19日(日)
場所:市立大町総合病院
6.学術・研修
(講演・講義)
金子秀夫,出前講座
2017年10月15日:安曇野市穂高
公開講座
2018年2月27日:ヤマサホール
金子秀夫,長野県看護協会主催、災害支援ナース養成研修会
2017年10月31日、11月13・14日
金子秀夫, 松本市薬剤師会急変時対応研修会
2017年11月14日
金子秀夫,長野県DMAT養成研修
2017年11月18日・19日(市立大町総合病院)
(学会発表)
金子秀夫,第33回甲信救急集中治療セミナー
「JRCガイドライン2015の長野県内普及への取り組みと今後の課題」
2017年7月1日(山梨大学)