リハセラピスト部門

部長代行　村山幸照

 

1．ビジョン

　早期にリハ専門職が患者の生活障害の予後予測を行い、関連職種・患者・家族に合意の得られた具体的な目標とその到達時期を明確化することで、安全で安心感のある退院を促進する。

 

2．サービス内容

  1. 保険診療を遵守した運用の適正化とモニタリング
  2. 各リハビリテーションセンターの業務量に応じたリハ専門職の適正な配置調整
  3. リハ専門職の専門性とマネジメント能力を高めるための教育体制の整備
  4. 各リハビリテーションセンターに対する品質・運営管理組織での決定事項の周知
  5. 当会及び当院の知名度の向上を目的とした広報の援助

 

3．構成・提供体制

  1. スポーツリハ部門
  2. 整形外科リハセンター
  3. 脳卒中・脳神経リハセンター
  4. 内部疾患リハセンター
  5. 救急リハセンター
  6. 回復期リハセンター
  7. 真寿園デイサービスセンター
  8. 玉井医院通所リハビリテーションひろば

 

＜資格＞

  1. 国家資格
    理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
  2. 認定資格等
    認定理学療法士、認定作業療法士、認定言語聴覚士、専門理学療法士
    呼吸療法認定士、呼吸ケア指導士、がんのリハビリテーション研修会修了
    日本心臓リハビリテーション指導士、骨粗鬆症マネジャー
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定療法士、NST専門療法士
    日本糖尿病療養指導士、中信地区糖尿病療養指導士、
    日本体育協会公認アスレティックトレーナー、
    日本体育協会公認スポーツプログラマー、健康運動指導士
    BLSインストラクター、BLSヘルスケアプロバイダー、ICLSインストラクター
    ACLSプロバイダー、ISLSコース修了、FCCSコース修了
    福祉住環境コーディネーター、介護支援専門員、
    病院経営管理士、MTDLP実践者研修修了、医師事務作業補助者研修修了
  3. 院内資格
    吸引認定セラピスト、シーティングマスター、相澤BLSコース修了

 

4．設備・機器

  1. 施設
    Ｓ棟1階リハセンター（ST個別療法室1、測定･問診コーナー1、測定･問診コーナー2、測定･問診コーナー3、リハ用具庫を含む）、脳卒中・脳神経センターリハエリア、5A病棟機能訓練室、ST個別療法室2、ST個別療法室3、5S病棟心大血管疾患リハ室、4B病棟リハ室、4B病棟倉庫、4B病棟器材庫、4B病棟リハエリア
  2. 機器
    冷却パック装置（ポーラーケアコディアック10617）、超音波治療器（US-101L）、低周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器（EU-940）、渦流浴装置（渦流浴装置ワールプールWP-400G）、静脈環流用循環補助システム（ハンドインキュベータ）、呼吸機能測定装置（マイクロスパイロHI-801）、歩行分析計（ゲイトジャッジシステム）、筋電計、オージオメータ、低周波治療器（ES420、トリオ300 SE-231、ES-515、PASシステムプログラムユニットGD-602、PASシステムGD-601、MUROソリューション、イトーESPURGE、インテレクトバイタルスティム5951）、超音波治療器（オルタソニックALT-2000）、体成分分析装置（InBody S10）、外部電源式内視鏡用光源装置（高輝度光源装置CLH-250）、超音波治療器（US-750）、可搬型多項目モニタ（ポケットウェーブ8000）、冷却パック装置（ポーラーケアコディアック10617）、能動型下肢用他動運動訓練装置（CPM OptiFlex3 Pendant J6087B、膝用CPMパフォーマCPM-3000、CPM OAAO Back Model L4D）、測定機能付自力運動訓練装置（ウェルバイクエルゴメーターBE-250）、能動型展伸・屈伸開展運動装置（ストレングスエルゴ8エルゴメーターBK-ERG-121）、能動型下肢用他動運動訓練装置（医用トレッドミルMAT-2700）
  3. 器材
    歩行補助具、傾斜台、プラットホームベッド、治療ベッド、訓練用マット、踏み台、平行棒、補高便座、重錘、トレーニングボール、バランスボール、ストレッチポール、治療補助クッション、ゴニオメーター、介助用ベルト、トランスファーボード、ポータブルスプリングバランサー、輪入れ、ミラーボックス、巧緻動作練習用品自助具、言語訓練絵カード、各種神経心理学的検査、振動刺激装置、練習用階段、上肢機能検査用具、家事道具一式（包丁、鍋等）、パワーラック、言語療法録画・録音機器（デジカメ・ICレコーダー）、体重計、Takei Grip Dynamometer、ジャガー式握力計、VF用車椅子、グラインダー、心拍計POLAR、GYM AWARE、USBマルチジャンプテスタ、電動車椅子JWアクティブ、パワーマックスＶⅢ、プラジェットPJ-208A1、ウォーターヒーター、体温計、治療用装具、輪入れ、ミラーボックス、トランスファーボード、治療補助クッション、マッチングボード、コミュニケーションボード、電動サイクルマシン（エスカルゴ）、電動マッサージャー、Takei Grip Dynamometer、エアロバイク（リカンベントタイプ）、免荷式リフトPOPO、Honda歩行アシスト、ゲイトトレーニングシステム2（BDX-GTM2）、可動式免荷装置アンウェイシステム（BDX-UWSZ）、レスピロメーター、ピークフローメーター、簡易自動車運転シミュレーター（SiDS）、冷蔵庫、練習用階段、サンディングテーブル、訓練用移動式鏡、ストレッチボード、セラピーチェア、エアロバイク2100U、下肢装具、訓練用マット、エアマッシャージャー、ハンドヘルドダイナモメーター（μTAS F1）、

 

5．実績

  1. 入院患者に対するリハ実績
    運動器疾患リハ料：実患者累計2,065名/年、単位数累計89,953単位/年
    呼吸器リハ料：実患者累計1,227名/年、単位数累計24,647単位/年
    心大血管リハ料：実患者累計977名/年、単位数累計20,825単位/年
    脳血管疾患等リハ料：実患者累計1,873名/年、単位数累計160,353単位/年
    廃用症候群リハ料：実患者累計1,508名/年、単位数累計39,272単位/年
  2. 外来患者に対するリハ実績
    運動器疾患リハ料：実患者累計12,075名/年、単位数累計50,806単位/年
    呼吸器リハ料：実患者累計53名/年、単位数累計216単位/年
    心大血管リハ料：実患者累計27名/年、単位数累計94単位/年
    脳血管疾患等リハ料：実患者累計344名/年、単位数累計1,223単位/年

 

6．学術・研修

＜学会発表＞

村山幸照．回復期リハ病棟転棟に伴う一般病棟に従事する医療者の心理と課題．第67回 日本病院学会，2017年7月20日，兵庫県神戸市．

村山幸照．部門内監査の成果から考える効果的な診療録の記載教育について．第59回 全日本病院学会，2017年9月9日，石川県金沢市．

村山幸照．リハ専門職を病棟配置した組織は経営的成果と医療安全を向上させる．第51回 日本作業療法学会，2017年9月22日，東京都千代田区．

＜講演依頼＞

村山幸照．移動介助の基礎知識．ガイドヘルパー養成研修，2017年7月18日，長野県松本市．

村山幸照．病院から生活へ繋げる作業療法のかたち．第6回 全道研修会，2017年10月28日，北海道室蘭市．

村山幸照．患者が理想とするリハのあり方～リハに特化した患者満足度調査の提案～．第53回 全国病院経営管理学会，2017年11月10日，東京都新宿区．

＜論文執筆＞

村山幸照．相澤病院における卒後教育の仕組み．北海道作業療法34（4），pp146-153，2017．

村山幸照．患者が理想とするリハのあり方．看護のチカラ486，pp44-48，2018．