排尿ケアチーム

リーダー 櫻田浩

 

1.目的

 患者の人としての尊厳を守り、ADLの維持・増進をもたらし、早期退院・廃用性症候群の予防につなげると共に、尿道留置カテーテルを一日でも早く抜去し、尿路感染を防止するとともに排尿自立の方向に導く。

 

2.構成

リーダー 櫻田浩(脳卒中脳神経センターSCU)
サブリーダー

矢ヶ崎宏紀(泌尿器科 医師)

竹内忍(4A病棟 看護師)

マネージャー 岡村毅(運動器疾患リハセンター 理学療法士)
サブマネージャー 中山一平(脳卒中脳神経リハセンター 作業療法士)
メンバー

杉本貴与(泌尿器科 医師)、若林あずさ(3S病棟 看護師)、小林久美子(薬剤情報管理センター 薬剤師)、岡﨑保江(生活支援課 介護福祉士)、望月紗代(生活支援課(介護福祉士)

 

3.活動内容・実績

 全病棟に入院している患者で膀胱留置カテーテル抜去後に、尿失禁・尿閉などの下部尿路機能障害の症状を有する患者に対し介入を行った。2017年1月から12月までの間に80人(平均年齢79歳)、30歳代1名、40歳代2名、50歳代3名、70歳代20名、80歳代32名、90歳代11名、100歳代1名。担当医、病棟看護師より介入依頼があった患者に対して、毎週月曜日に排尿ケアチームのメンバーが集まり、カンファレンス、ラウンドを行った。病棟看護師と共同して、排尿自立に向けた包括的排尿ケアの計画を策定し実施した。現在、リリアムを病院内に7台設置している。今後、介入件数は増加することが予想される。