陽子線治療センター(医学物理科)
主任 須釜裕也
1.ビジョン
- 新規技術(スキャニング照射法、スキャニング呼吸同期照射法、
スキャニングコリメータ照射法)の導入により、
治療適応の拡大とコスト削減により収益増加を図る。 - 作業手順の見直しにより作業の効率化とより高い安全性を図る。
2.サービス内容
- 陽子線治療における治療計画を作成する。
- 陽子線治療の品質維持のため治療装置の品質保証・品質管理を行う。
3.構成・提供体制
医学物理士1名
<資格>
第1種放射線取扱主任者1名、放射線治療品質管理士1名
4. 設備・機器
陽子線治療室、陽子線治療操作室、サイクロトロン(加速器)室、
ガントリー室、陽子線電源室、患者固定具等倉庫、治療計画室、
陽子線加速器、エネルギー選択装置、陽子線輸送装置、陽子線ガントリー、
照射ノズル、6軸ロボット制御寝台、オンレールCT(治療室、計画室)、
治療計画X線位置決め装置、オンラインポジトロン放射モニター装置、
呼吸同期システム、3D計測器、治療情報システム(TheraRIS®)、
治療計画機(Eclipse®)、治療計画支援機(MIM®)
5.実績
治療計画数 | ||
ブロードビーム法 | スキャニング法 | |
2015年4月~2016年3月 | 103 | 24 |
2016年4月~2017年3月 | 74 | 107 |
2017年4月~2018年3月 | 58 | 160 |
6.学術・研修
<学会発表>
須釜裕也,荒屋正幸,前島偉,藤本宏幸,伊藤靖浩,関祐.
Eclipse Protonのラインスキャニング方における
小照射野・大照射野のコミッショニング.
第113回日本医学物理学会学術大会,2017年4月13日,横浜.