副医療部

部長 近藤清彦

 

1.ビジョン

 在宅療養生活への橋渡しを図るために、入院時CGAをベースとし、詳細な評価(日常活動、精神心理機能、社会経済因子、その他)を行い、退院後の在宅生活における問題点を抽出し、患者の機能能力の程度に即した、リハビリテーション・栄養管理・薬剤管理を相互の協働のもとに、安全性・質の高い在宅支援業務を遂行する。

 

  1. 在宅療養生活における、患者・家族のニーズを把握し、身体・認知機能だけでなく、家族の介護力、家屋環境を考慮したリハビリテーションの提案を行う。また、退院後に在宅生活が維持できるように在宅支援(訪問看護・訪問リハビリ等)施設との情報共有をして、支援業務を行う。
  2. 在宅生活機能の向上のため、入院期間中に必要な栄養管理を行う。また、活動量・介護力を評価した上で在宅生活における食事準備・栄養管理を、相澤地域在宅医療支援センター、相澤病院栄養科栄養管理部門(居宅療養支援管理栄養士)と情報共有し、豊かな食生活の維持ができるように支援する。
  3. 薬物治療中の患者において、治療薬の減数・服用の簡便化、副作用・相互作用等の確認を行い、退院後の治療薬のコンプライアンスが維持できるように、安全・適正な薬物療法提案を患者・家族に行う。

 

2.構成

副医療部長 1名

リハビリテーション科 主任 1名、OT 2名、PT 2名、ST 2名(含パート1名)

栄養科(管理栄養士)4名(相澤病院栄養科兼務3名を含む)

薬剤科 8名(相澤病院薬剤センター兼務薬剤師6名を含む)

検査科 1名(相澤病院臨床検査センターに業務委託)

放射線科 (相澤病院放射線科に業務委託)

歯科衛生士 3名(相澤病院口腔病センター歯科衛生部門と兼務)