肝臓病センター

顧問　清澤研道

1．ビジョン

• 地域の肝臓病センターを目指す。
• 肝臓病センターとして診断・治療・経過観察までのマネージメントを行う。
• 診療データを分析・検討・公開することによりシェアの拡大をおこなう。
• 日本肝臓学会、日本消化器病学会認定施設として専門医を育成する。
• 大学等と連携し臨床研究を行い、学術的向上を目指す。

2．サービス内容

• 積極的に紹介患者を受け入れる。
• 質の高い医療、治療を行う。
• セカンドオピニオンを積極的に受け入れる。
• 公開講座に参加する。
• 肝炎コーディネーターとしてウイルス肝炎掘り起こし、早期治療するように啓発する。

3．構成・提供体制

• 清澤研道、薄田誠一、松本晶博（パート）

＜資格＞

• 肝臓専門医3名（うち指導医1名）
• 日本肝臓学会教育病院
• 日本消化器病学会専門医3名（うち指導医1名）
• 日本消化器病学会教育病院
• 長野県肝疾患専門医療機関
• 長野県肝炎医療コーディネーター（清澤研道）

4．設備・機器

• 外来
• 病棟

5．実績

入院

肝細胞癌 32名（手術1、肝動脈塞栓術8）、 肝内胆管癌 14名、 肝硬変19名、原発胆汁性胆管炎 3名、自己免疫性肝炎 5名、 急性肝炎4名、 非アルコール性脂肪性肝疾患 4名、肝生検　24名。

外来

C型肝炎のDAAs内服治療32名, B型肝炎の核酸アナログ薬内服治療15名
 

6．学術・研修

＜学会発表＞

山岸雅人、寺川偉温、山本智清、清澤研道、岡本宏明．長野県で初分離された急性E型肝炎（4C型）の一例　第62回日本消化器病学会甲信越支部例会　2019年5月26日　松本市キッセイ文化ホール

＜研修会・講演会＞

清澤研道　特別講演「ウイルス性肝疾患診療－最近の進歩－」第872回　松本市医師会生涯教育講座　2018年4月12日　松本市医師会館

＜論文＞

Sugiura A, Joshita S, Umemura T, Yamazaki T, Fujimori N, Kimura T, Matsumoto A, Igarashi K, Usami Y, Wada S, Mori H, Shibata S, Yoshizawa K, Morita S, Furuta K, Kamijo A, Iijima A, Kako S, Maruyama A, Kobayashi M, Komatsu M, Matsumura M, Miyabayashi C, Ichijo T, Takeuchi A, Koike Y, Gibo Y, Tsukadaira T, Inada H, Kiyosawa K, Tanaka E.　Past history of hepatocellular carcinoma is an independent risk factor of treatment failure in patients with chronic hepatitis C virus infection receiving direct-acting antivirals.　J Viral Hepat. 2018 Dec;25（12）:1462-1471.

清澤研道．C型肝炎治療の進歩　長野医報　2018（12）:678:33-39.