ME課

課長　平澤綱基

1．ビジョン

• 医療機器の特性を踏まえ、使用状況、保守点検の実施状況、修理状況等を評価したうえで、医療機器の更新計画と定期点検計画の策定・見直しが行われている。また、医療安全の観点から、操作方法の標準化や安全面に十分配慮した医療機器の採用に関する助言を行うことで、医療機器の安全な運用と長寿命化を進める。
• 医療機器の使用者に対して、使用状況や理解度に応じた医用機器研修が計画的に実施されている。また専門医療職として、医療機器に付帯する諸設備および使用環境の適合性の調査や整備の企画等に参加することで、医療機器の適正で安全な使用を図る。
• 救急・集中治療分野において、ME課3部門の業務が横断的に行える臨床工学技士が常に勤務し、医療機器の操作・メンテナンスが臨機応変に、かつ確実に行われている。そして、カンファレンスやチーム医療の中で、多角的な目線を持って臨床工学技士としての知識・技術を提供し、医療の質向上や改善に努める。

2．構成

＜ME課構成＞

• 透析部門（主任1名、臨床工学技士11名）
• 循環部門（主任1名、臨床工学技士5名）
• 医療機器管理部門（主任1名、臨床工学技士3名）

＜資格＞

透析技術認定士9名、臨床高気圧酸素治療装置操作技士2名、3学会合同呼吸療法認定士4名、救急救命士1名、第1種ME技術者2名、臨床ME専門認定士2名、認定ホスピタルエンジニア1名

3．学術・研修

＜学会発表＞

平澤綱基．病院内の電波環境測定を実施して．

第8回長野県臨床工学会，2018年4月22日，松本市．

柳澤達也．植え込み型ペースメーカ患者において陽子線治療を安全に実施し得た1例．

第28回日本臨床工学会，2018年5月27日，横浜市．

平澤綱基．医療機器修理・点検報告書有効活用の取り組み．

第9回甲信越臨床工学会，2018年9月9日，松本市．

＜座長＞

渡辺祥根．第66回長野県透析研究会学術集会，2018年11月4日，長野市．