コードブルーチーム
リーダー 鈴木智裕
1．目的
当院は救命救急センター併設の急性期病院として救急対応が必要な場面に対し、患者の生命守るため専門的なトレーニングを受けたコードブルーチームが速やかに対応することが求められている。院内で心肺蘇生処置を必要とする事例が生じた場合、コードブルーが発令され、チームが発動し二次救命処置を実施する。そして、対応した事例については、事後に作成された報告書にもとに問題点などを検討し、必要に応じて対応者の振り返りを実施、その後の対応の向上に努める。
〈活動目標〉
コードブルー発令からメンバーが到着して二次救命処置開始まで5分以内で実施した率が100％である。
〈活動計画〉
- コードブルー発生時、部署責任者とチームメンバー（リーダー・サブリーダー、マネージャー）と振り返りを行い、必要に応じシミュレーションセンターにてシミュレーターを用いた振り返り研修を実施する。（適宜）
- 新メンバーに対し、チームダイナミクスを含めた研修会を実施する。
2．構成
| リーダー | 鈴木智裕（循環器内科） |
| サブリーダー | 菅沼和樹（救命科） |
| マネージャー | 金子秀夫（救急・救護・災害対策室） |
| メンバー |
田内克典、小笠原隆行、麻生真一、山本基佳、鹿島健、小山徹、恒元秀夫、平野龍亮、丹下大介、松原千登勢、内坂直樹、水城直人、山下浩、村山大輔、関宣哉、山口勝一朗、飛世知宏、白戸康介、柿澤昌希、大津義徳、岡村卓磨、小野寺翔、田丸聡子、永井彬登、藤岡磨里奈、眞船翔、迎令奈、守安諒、山岸雅人、山本祥寛、竹内 大輔、柴田俊一、渡邊正之介、梶川清芽、秋元柾人、今井淳葵、大島貴咲、成澤友里、五味香織、坂口秀弘、花岡透子、井門千聡、小坂晶巳、新村志保、西野幸恵、櫻田浩、大塚彩音、齋藤礼子、櫻井加奈、新井順子、前山健人、橋詰沙織、大谷あゆみ、北澤京祐、武藤真美香、村井帆希、小松千恵美 |
3．活動内容・実績
- コードブルー対応実績
① コードブルー発生件数：13件
② 急変の種類
・意識レベルの低下9件（70％）
・呼吸停止2件（15％）
・心停止2件（15％）
③ AED使用件数
・AED装着数：5件（38％）
・ショック実施数：1件（7％）
④ 予後
・自己心拍再開率：67％
・意識回復率：62％
・24時間以内の死亡率：38％ - 活動目標の結果
・チーム到着時間平均：1分35秒（最長3分）であり、二次救命処置開始5分以内での対応目標はクリアできた。 - 勉強会
・チームメンバーに対し、急変時対応についての勉強会を1回実施した。
以上