相澤東病院

院長　宮田和信

　42床の在宅療養支援病院として、平成28年2月1日に開院。入院基本料は開院4ヶ月後の6月には地域包括ケア病棟入院料Ⅱで算定開始し、平成29年3月からは地域包括ケア病棟入院料Ⅰを届出することができた。平成30年度診療報酬改定では、地域包括ケア病棟入院料1の届出している。 　ハード面では、増築工事（12床増床）及び既存棟の改修工事を行い平成31年1月26日竣工、同年2月1日より54床にて入院診療を行っている。

1．相澤東病院ミッション

私たちは在宅療養への安心をつなぐべく、急性期医療と在宅医療の橋渡しを行うことを使命と考えております。

1. 相澤東病院は、急性期治療のための入院により低下してしまった生活機能や嚥下機能を、全身管理下で安全で集中的なリハビリテーションを行うことにより、早期自宅退院を目指すとともに在宅療養生活の質の向上を図ってまいります。
2. 在宅療養患者が、できる限り長くその人らしい生活を安心して過ごせるよう、かかりつけ医・訪問看護ステーションなどとも緊密な連携を図り、24時間体制で患者・家族を支援してまいります。
3. これらを実現するため、スタッフ一同一丸となりチーム医療に邁進してまいります。

2．相澤東病院ビジョン

1. かかりつけ医との連携により、緊急時に24時間対応できる往診体制の確保と、訪問看護ステーションとの連携により、患家の求めに応じて24時間対応できる訪問看護の提供体制を確保し、在宅療養患者ができる限り長く、その人らしい生活を 安心して過ごせるよう支援する。
2. 生活機能障害の増悪や嚥下機能低下および高次脳機能障害が見られる在宅療養患者に対し、入院による集中リハビリテーションを行うことで機能改善を図り、在宅療養生活の質の維持を図る。
3. 相澤地域在宅医療支援センターおよび急性期医療を担う相澤病院との緊密な連携・協働により、高齢者特有の疾患に対し在宅復帰のための入院医療を提供する。
4. 相澤病院・相澤地域在宅医療支援センターおよびかかりつけ医、福祉・介護施設との緊密な連携による地域包括ケアシステムの構築を推進し、その中心的役割を担い高齢者の在宅医療を支える。
5. 長野県地域医療再生事業のリハビリテーションスタッフ育成事業を通じて、適正な生活期 リハビリテーションを推進していくことで、長野県のリハビリテーションの質向上に貢献する。
6. 職員一人一人が在宅療養支援に関わる専門職としての自覚と責任を持ち、多職種が積極的に協働するチーム医療を基盤に、在宅療養患者に良質な医療を提供すると共に介護の支援を行う。

3．組織

1. 診療部
2. 看護部：看護科・生活支援課・在宅支援室・入退院支援室・医療福祉相談室
3. 副医療部：栄養科・検査科・薬剤科・リハビリテーション科
4. 事務部：事務課・事務課（診療情報管理室）・医療連携センター（地域医療連携室）
5. 医療安全管理室
6. 感染対策室

4．構成・提供体制

1. 診療科
• 内科、消化器内科、脳神経内科、形成外科、リハビリテーション科
2. 外来診療
• 外来診療は月曜日～金曜日とし、土日および国民の祝日は休診。
• 受付時間は、8：30～11：30　　13：30～16：30
• 診療時間は、9：00～13：00　　14：00～17：00
• 診療は一般内科・消化器内科、脳神経内科、整形外科、リハビリテーション科の新規患者及び再診患者の診療。
• 緊急やその他特別な処置を要する患者については、相澤病院救命救急センターに速やかに紹介。
• 訪問診療および往診においては、連携する在宅療養診療所との連携により24時間可能な体制をとる。
3. 入院診療

　13：1看護体制の地域包括ケア病床として地域包括ケアシステムの構築に貢献する。

• 生活機能障害や嚥下機能低下が見られる在宅療養患者に対し、入院による　集中リハビリテーションを行うことで機能改善を図ると伴に在宅療養環境の整備を図る。
• 高齢者特有の疾患に対し在宅復帰のための入院医療を提供する。

5．設備・機器

病床数54床、外来診察室5室、リハビリテーションルーム2室、X線テレビ室、生理検査室、調剤室、特殊浴室　等

6．実績

平成30年度